窓か壁で迷ったら壁にしよう
こんにちは住宅オタクです。
今回はタイトルの通り窓と壁の関係性についてお話させていただきます。
部屋の構成において大きな割合を占める窓と壁についてはしっかり計画しておかないと、いざ住み始めた際、これらの位置関係により、暮らしづらい間取りになってしまう可能性があります。
ハウスメーカーの展示場にあるような大きな窓が複数ついていたり、南面全てが掃き出し窓のようないわゆる「開放的な間取り」というのは、とても素敵な第一印象を与えます。しかしこのような家を建ててしまうと実際は苦労の連続な展開がまっています。
窓が大きい分壁の面積が減り、モノを置ける場所が減り、ちょっとした棚を置こうにも最適な場所が見つかりません。窓の前に置けばいいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、それならば最初から壁にしておけばよかったはずです。収納や家具の配置において窓の存在は大きな制約になりえます。
私も最初の家づくりの際にやってしまったのがこの失敗です。
失敗したのは子供部屋で南面に大きな掃き出し窓をつけたのにも関わらず、なんとなく東面に何もないのは寂しいと思い、東面にも大きな窓を中央につけてしまいました。
イメージとしては↓な感じです(^_^;)
結果、子供が大きくなるにつれ学習机、ベット、本棚etcをうまく配置することができないようになり、東面の窓は本棚で塞いでしまいました。
住んでからの長いスパンで見たとき、明確に役割が決まっていない場所にはできる限り窓ではなく壁にしておいたほうが潰しがききやすいですし、採光のために窓が必要な際も中央を避け左右にずらすだけでも住んでからの自由度は高まります。
皆さんも間取りを作成する際に、窓か壁で迷ったときはこの記事を参考にして頂ければと思います。
それではまた次回お会いしましょう!