永久無料交換の靴下!2種類を履き比べ
皆さんこんばんは。
本日は家ネタはお休みしまして、いきなりですが、靴下の話をしたいと思います。
靴下と言っても普通の靴下ではなく、私が愛用している永久無料交換保証が付いた2種類について比較レビューしていこうと思います。
まず始めに現在日本国内で販売されている靴下で、永久無料交換保証がついているのは
ダーンタフ(DARN TOUGH)
グレン・クライド
の2社のみとなっております。
このダーンタフについては、アメリカに本社を置く30年以上続く老舗になります。
Darntough(ダーンタフ)公式ブランドサイト by エイアンドエフ
日本にも現地法人があり、A&Fカントリーや好日山荘で販売されています。
グレン・クライド株式会社については、2017年にMAKUAKEというクライドファンディングにより出来た日本の会社であり、LIFELONGソックスという永久無料交換の靴下を作成しています。
こちらはネット通販が主力で、実店舗での販売はないかと思われます。(あれば是非とも情報お待ちしております。)
私自身この靴下の存在を2019年の10月に知り、比較の為に両方購入しました。
ちなみに値段については
ダーンタフ ZOZOTOWNで購入 3000円
LIFELONG アマゾンで購入 2200円
でした。
値段についてはLIFELONGに軍配が上がります。
そして実物を使用してみての感想です。
素材感についてはダーンタフは普通の靴下より細かい繊維を使っている感じであり、LIFELONGソックスについては逆に太くしっかりした繊維という感じでした。
分厚さ的にもダーンタフは冬に心許なく、LIFELONGソックスは夏には暑いかなといったかんじでしょうか?
※ダーンタフについては分厚さを5種類から選べるようで、私はちょうど真ん中の分厚さの商品を購入しています。LIFELONGソックスについては一種類のみです。
種類の豊富さについてはダーンタフに軍配が上がります。
ちなみに半年間、交互に履き続けた結果、下記の様な状態になりました。
写真では分かりづらいかと思いますが、両方とも穴が空く気配はまだありません。
耐久性については同点ですね。
そして履き心地については、ダーンタフに軍配が上がりました。
繊維の細かさから来るのか肌触りがよく、脱ぎ履きがしやすですね。
他にもLIFELONGソックスは3ヶ月目ぐらいから脛部分のゴム部分が緩くなり、しばらく履いているとルーズソックスの様に落ちてきてしまいます。
それとは対象的にダーンタフの靴下については半年経っても最初と変わらない履き心地を維持しています。
毛玉についてもLIFELONGソックスはポロポロと出てきていますがダーンタフは今のところ出てきていません。
この辺りを総合して全体としてはダーンタフが一枚上手でした。
しかしダーンタフには大きなデメリットがあり、色が派手なものが多く、ビジネスに則した物が少ないというデメリットがあります。
黒一色もあるのですが、人気のためZOZOTOWN等ではスグに売り切れてしまいます。
この点に関してはLIFELONGソックスに強みがありますね。
最終的にどちらのソックスも一長一短で、使い分けが1番という結論でした(笑)
しかし家づくりもこの靴下選びと似ており、安物の靴下(ローコスト住宅)は初期コストは安くても、買い替えが嵩みトータルコストでは高くなるということです。
逆にこのような永久無料交換の靴下(長持ちする家)は、初期コストは高いが、良い素材を使い研究されているため、使い心地もよく長持ちします(トータルコストが安い)。
靴下選びも家づくりも、モノを買う際には値札の値段だけではなく、目に見えないコストに注目することが大事なのではないでしょうか?
本日は以上になります。
それではまた次回お会いしましょう!
裏技活用!住宅ローン全期間固定0.30%!?
皆さんおはようございます😀
先日の住宅ローンの記事の評判が良かった様なので今日は住宅ローンの最安値を調べてみました。
記事のタイトルについては最後に触れるとして、今回は2020/4現在の
変動金利
10年固定金利
全期間固定
について最安金利をお伝えしようと思います。
条件については
- 借入金3000万円
- 35年間で完結
- 元利均等返済
とします。
①変動金利
ジャパンネット銀行 0.399%
事務手数料 借入金×2.2%
総支払金額 3304万円
(金利の上昇はないものと仮定する)
※ジャパンネット銀行は土地建物の名義が同一である必要があります。
両親名義の土地に家を建てる場合等は使えません。
②10年固定金利
楽天銀行 0.751%
10年移行は基準金利が適用(現在は1.401%)
事務手数料 一律33万円
総支払金額 3642万円
③全期間固定
みずほネット住宅ローン 1.05%
事務手数料 5500円
固定金利手数料 11000円
保証料 618330円
総支払金額 3650万円
以上が2020年4月現在の住宅ローンランキングになります。
金利については最低水準で推移しており、新型コロナウイルスの経済への影響から今後もしばらくは住宅ローンは横ばいのままと思われます。
それでは本題のタイトルの住宅ローンのご紹介です。
東京スター銀行
スターワン住宅ローン
預金連動型住宅ローン
特約金利0.3%(全期間固定)
事務手数料 借入金×2.2%
総支払金額 3226万円
預金連動型という住宅ローンという言葉はみなさん初めて聞くかと思いますが、平たく言うと、住宅ローンの内、銀行に預けている金額については特約金利にして貸してあげるよということです。
この場合3000万円借入し、東京スター銀行に3000万円預金することで3000万円を0.3%固定金利で借入することができるという仕組みです。
これにより、住宅ローン控除の1%をノーリスクで受け取ることが出来ます。
1000万円以上の預金ということでペイオフを心配される方も居られるかとおもいますが、
銀行が破綻した場合、預金分は住宅ローンの支払いに使用され、残った金額が1000万円以下ならその分はペイオフにより帰ってくるという仕組みになっているので安心です。
いわば住宅ローン控除期間13年間、1%-0.3%=0.7%
13年間利回り0.7%でノーリスク運用できると考えると分かりやすいかと思います。
3000万円の借入であれば
21万円×13年間=273万円が運用益になります。
そもそも潤沢な資金がないと実行出来ない住宅ローンではありますが、資金に余裕がある方や両親の援助が期待できる方は一度検討してみてはいかがでしょうか?
住宅ローンの罠!?無料の8大疾病保障は意味がない!?
皆様こんにちは住宅オタクです!
本日は住宅ローンの無料特典でよく見る
金利の上乗せなしで団信・全疾病保障がついてくる
の罠についてお話しようと思います。
住宅ローンを考える際に一番重要な要素については、多くの方は金利かと思います。
しかしながら、最近の低金利が続く状況から変動金利についてはある程度横並びになってきており、銀行の利益的にも今後金利競争はある程度落ち着き、保証の面での争いになってくると予想されます。
その際に出てくる↑の保証内容についてはよく確認することをオススメします。
具体的に2020年4/14現在、価格コム変動金利ランキング1位の住信SBIネット銀行で確認していこうと思います。
ホームページに行くと8大疾病保障が無料で付いてくるとデカデカと書いています。
そもそも8大疾病とは
および5つの生活習慣病
(高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎)
を指します。
ということは上記の症状で入院し12ヶ月を超えた際には住宅ローンが免除されるという特約になります。
では実際にこれらの症状で12ヶ月入院するというのがあり得るのかという話をしていきたいと思います。
平均の入院日数を厚生労働省「平成29年(2017)患者調査の概況」で見てみると、
ガン 17.1日
心疾患 19.3日
脳卒中 78.2日
糖尿病 33.3日
その他についてはデータなし
脳卒中が突出して長いのは植物状態の患者さんが平均を押し上げていることが一因となっています。
併せて退院患者数の割合も見ていきます。
0-14日 71.9%
15-30日 15.9%
1-3ヶ月 10.5%
3-6ヶ月 1.3%
6ヶ月以上 0.3%
これらのデータは勿論死者の数は除かれています。
以上のデータをみて
- 8大疾病にかかる。
- 12ヶ月以上入院する。
- 退院する。
ということはほぼほぼ不可能ということが分かって頂けると思います。
※働けなくなった時のローン返済免除については、ある一定保険効果があると思いますので、一考の価値はあるかと思います。ただしこれについても1ヵ月の免責があったりするので注意が必要です
いくつかの銀行についてはこの特典をつける事でお得感を演出していますが、このような余り意味の無い特典に釣られて契約しないようにしましょう。
住宅ローンも銀行によっては、
・土地の名義が建築主以外はローンが降りない(変動金利最安値を独走するジャパンネット銀行はこれに当たります)
・変動金利の割引を受けるのに様々な制約がある(月々○円以上の投資信託購入、給与振込指定、nisa開設etc)
・ハウスメーカー提携の銀行であればつなぎ融資が必要ない
上記のように様々な条件があり、ローンの申込みも仮申込や審査で数カ月かかることもあるので早め早めに準備することが必要です。
知識を蓄え、より良い家づくりを目指して行きましょう😀
それでは今回は以上になります。
また次回お会いしましょう!
「ハウスメーカーは原価率低くて損ですよ」という工務店のウソとホント
皆さんこんばんは!住宅オタクです。
新型コロナの影響で外に出ることもできないので今日も家づくりについて色々書いていこうと思います。
ちなみに今日のお話は工務店を貶めるものではなく、またハウスメーカーを擁護するわけでもありません。
ハウスメーカー、工務店共に得意分野や不得意なところがあり、それを取捨選択するのが施主の家づくりではあるのですが、誤った営業トークに騙されて欲しくないとの思いからこの記事を書くことにしました。
それではまず結論から言ってしまうと、
ハウスメーカーと工務店の家造りは規模の違いから同じ部材、住宅設備を使っても工務店は仕入れ単価が高いので必然的に原価率が上がってしまうのです。
原価が高いことをセールスポイントにしている営業マンが居られますが、これはいい素材を使っているというより、仕入れ単価が高いことを上手く誤魔化すセールストークであることが多いということです。
極端な例ですが、この二つの家の仕様から原価について考えていこうと思います。
大手ハウスメーカーA
(戸建て年間1万棟、商業施設・マンションetc年間5万棟)
販売価格2200万円
部材・設備の原価率45%=1000万
地域工務店B
(年間10棟前後)
建築価格2000万円
部材・設備の原価率75%=1500万
この2件の家は全く同じ部材、住宅設備で出来た家と仮定します。
家というのは一軒辺り1万点(釘除く)の部材や設備からできています。これらを一括仕入れ出来ることでハウスメーカーは部材、設備の大幅なコストダウンに成功しています。この浮いた費用をハウスメーカーは
- メーカー独自で行う性能試験
- 新商品・工法の研究開発
- 宣伝広告費
- モデルハウス建築費・維持費
に投じており、その結果、多数の販売棟数やメーカー毎の住宅関連の特許技術、国以上の独自の安全基準を達成しているのです。
例えばですが耐震等級3の住宅でも
工務店の住宅に関しては、申請書を出し計算上震度6に耐えられる住宅を買うということであり、逆にハウスメーカーの住宅に関しては、実験棟を建て、実際に震度6に数十回と耐えた家と同じ家を買うというというイメージでしょうか?
確かにハウスメーカーで建てる住宅というのは、同じ性能の工務店のものと比べて10%前後割高になることが多いかと思います。
しかしながら、それを懐に入れているわけではなく、我々施主側はそれまでに建てた方の利益から得た研究成果の恩恵を受けており、私達から得た利益は次の施主に還元されているということも覚えていて欲しいと思います。
私自身家を建てるにあたって、様々なハウスメーカーや工務店を巡りましたが、この原価率で営業をかけてくる工務店の営業さんがとても多い印象を受けたので、今回の記事を書かせて頂きました。
同じ家を買う場合でも、
少数仕入れのため原価は高いが、他に無駄な予算を掛けていない工務店の家を選ぶか。
一括仕入れで原価は安いが、研究開発や広告に予算を掛けたため工務店より割高だが、安全や技術に関しては勝っているハウスメーカーの家を選ぶか。
個人の予算や好みで選ぶところかと思いますが、工務店かハウスメーカーで迷った時や、営業マンに原価の話をされた時は、この記事を思い出して頂ければ幸いです。
それでは本日は以上になります。
また次回お会いしましょう!
長持ちする家について(バルコニー編)
皆さんこんにちは!住宅オタクです😀
緊急事態宣言が発令され、住宅業界だけでなく、社会全体への影響が大きくなってきていますね。
私も不要不急の外出は控えて家づくりの勉強に勤しんでおります(笑)
本日の長持ちする家については、バルコニーの話になります。
バルコニーの仲間にベランダがありますが、違いは屋根があるかどうかだけなので今回はこの2つを総称してバルコニーと括って話をしていきます。
まず、なぜバルコニーが長持ちする家と関係するのかというと、バルコニーに関する防水機能の良し悪しが家の構造躯体に大きな影響を及ぼすからです。
バルコニーは基本的に屋外に設置されていて、日常的に紫外線や風雨にさらされています。
防水がしっかりできていないと、家本体に雨水が侵入して、耐震性に大きな影響を及ぼします。
そのため多くのバルコニーには、FRPというプラスティック系の防水加工が施されています。
FRP防水の特徴としては
- 素材としての硬度が高い
- 衝撃・摩耗に強い
- 接着する力が強い
この3つが主な特徴になります。
しかしFRP防水にも大きな弱点が存在します。
まず1つ目に、素材としての硬度が高いために、地震や道路からの振動の動きに追従できずに割れてしまう可能性があることです。(追従性が悪い)
木造住宅は、材質の特性から揺れやすくなっていて、その動きとFPR防水の動きが違うため下地の動きに追従できずにFPR防水のひび割れが発生してしまうことになります。
2つ目は何と紫外線に弱いという弱点です。
FRP防水は、ポリエステルやウレタンなどで、表面をコーティングしているのですが、
これらは紫外線による経年劣化で、ひび割れていきます。
バルコニーというのは洗濯物を干すという明確な用途のもと設置されているため、基本的には日当たり良好の場所に設けられることが多いです。
ということは、紫外線がモロにこのコーティング層に直撃しひび割れを発生させ、その隙間から雨水が入り込み構造躯体に大きなダメージを与えてしまいます。
そしてコーティングの塗り替えのタイミングは7-10年程で、塗り替え費用は10万円程度かかることが多いです。
もし、すでに家を建てしまっている人でFRP防水をお使いの場合
↓のように、人工芝などのマットを敷いておくと、経年劣化を遅れさせることができるのでお勧めです。
そして現在仕様検討中の方であれば
スカイプロムナードという屋上庭園でよく採用される金属防水工法に切り替えることをオススメします。
木造建築 屋根・バルコニー金属防水工法スカイプロムナード|栄住産業
亜鉛メッキやステンレスを使用しているため紫外線にも強く、雨漏りするリスクがFRP防水に比べて極端に少なくなります。
そのため、標準タイプの亜鉛メッキ仕様で、10年。
ハイグレードのステンレス仕様で、30年の雨漏り保証をつけています。
金額的にはFRP防水に追加で
亜鉛メッキ 10万円
ステンレス 25万円
程度で施工が可能です(施工面積によって異なります。)
初期費用は掛かりますが、50年前後でかかるランニングコストで見ると、グレードアップしておくべきところではないでしょうか?
本日は以上になります。
また次回お会いしましょう!