i-smartかグランセゾンか?迷っている方必見の情報!
皆さんこんばんは。
前回の一条工務店の記事のPVが凄まじかったので、今回はi-smartとグランセゾンどっちがコスパいいの?
というところについて話をしていきたいと思います。
前回記事はこちら↓
一条工務店グランセゾン施主の絶望!?一条工務店、苦渋の選択か - 注文住宅を3回建てた住宅オタクの ハウスメーカー比較ブログ
条件
①30坪で計算する。
②グランセゾンでは標準の
・ハイドロテクトタイル 1.3万/坪
・天井高2.6m 2万/坪(1階のみ採用)
をi-smartの坪単価に含める。
③i-smartのQ値0.51w・グランセゾンのQ値0.98wで年間冷暖房費を算出し、50年分をグランセゾンの坪単価に加える。
坪単価については切りよく30坪での坪単価を採用しています。
i-smart 67万円
グランセゾン 70万円
上記の条件で調べていこうと思います。
先ずは坪単価に30を掛けます。
i-smart 2010万円
グランセゾン 2100万円
i-smartにはここから
ハイドロテクトタイル1.3万円×30坪
天井高2.6m 2万円×15坪
計69万円を足し
i-smart 2079万円
グランセゾン 2100万円
最後の冷暖房費ですが、都市部で日射取得について望めないと仮定して計算しています。
Q値については数値が倍になると電気代も比例して倍になると考えて貰っていいかと思います。
この金額については私の二軒目の注文住宅のセゾンAのQ値1.2のデータを参考にしています。(省エネ基準 地域区分4地域)
この辺りはInstagramに電気代等を掲載されている方も多いのでそちらを参考にされるのも良いかと思います。
若干の変動があるかと思いますので、そこそこ控えめにしております。
i-smart冷暖房費 25000円/年
グランセゾン冷暖房費 50000円/年
差額25000円×50年=125万円
トータルコスト
i-smart 2079万円
グランセゾン 2225万円
差額 146万円
Instagramでの投稿では、オプションの差額を見てグランセゾンよりi-smartの方が高くなったという投稿をよく見かけます。
しかしながら、この2つの商品の一番の違いは断熱性とデザイン性です。
比較するのであればグランセゾンのデザインをi-smartには採用出来ないので、断熱性を同じ基準に揃えて比較する必要があります。
その為に余分に掛かる冷暖房費をグランセゾンの坪単価に追加するという手法を取りました。
これから一条工務店で建てようと考えている方や契約済でどちらにしようか迷っている方は、この差額150万円を1つの基準にし、
グランセゾンにしかつけれないオプションや間取りの自由度、住宅設備の一体感が欲しいので150万高いグランセゾンを選ぶ。
メインの住宅設備はグランセゾンを採用出来るし、断熱性も重視するので150万円安いi-smartを選ぶ。
どちらが正解かは各々の家庭によって違いますが、性能や金額比較する際には、条件を出来るだけ揃えた比較検証していることを確認した方がいいでしょう。
本日は以上になります。
それではまたお会いしましょう!
追記:
冷暖房費の計算にQ値を使用しているのはUA値は冷暖房費の計算には不向きという理由からです。
ZEHの基準として採用されているのがUA値のため、世間一般ではQ値は古い値で正確な値が出ないと勘違いされている方がたまに居られますので気を付けましょう。
簡単に大雑把な比較が可能
=UA値(断熱性の比較なのでどこでも出せる)
換気(一種換気や三種換気)が含まれる為に冷暖房費等のデータはUA値より正確に出る。
=Q値
Q値にも弱点があり、表面積が大きいデコボコした家は数値が悪くなる傾向があります。
メリットデメリットを理解して使うようにしましょう。
一条工務店グランセゾン施主の絶望!?一条工務店、苦渋の選択か
皆様こんばんは。
現在ハウスメーカーの中で一番勢いのある一条工務店で大きな動きが起こっていますね。
今回の騒動を簡単に説明すると、
一条工務店にはi-smartという商品があり、
一条工務店をハウスメーカー売上棟数1位に輝かせたこともある断熱性に特化した大人気商品です。
この商品の断熱性をグレードダウンさせ、住宅設備を豪華にしたのがグランセゾンという商品です。
この2つの坪単価は
i-smart 67万円
グランセゾン 70万円
となっており。坪単価に3万円の開きがあります。
30〜35坪が戸建ての平均なので
グランセゾンを選んだ方というのは
概ね100万円の追加費用を払い
性能を落とし(断熱性的に金額50-100万円程度)
トータル150-200万円を住宅設備に振っているということです。
しかし今回のコロナの影響でi-smartにグランセゾンの住宅設備(一部)が導入可能となってしまったのです。しかも無料で。
ということは、凄くザックリとした説明になりますが、出来た家は性能が50-100万円劣っており、支払う金額も100万円増えるというダブルパンチが、グランセゾンユーザーに刺さったわけです。
それによりグランセゾンユーザーの怒りが爆発😅
まぁ当然といえば当然の反応ですよね。
一条工務店は設計から施工の約80%をフィリピンの経済特区の工場で行っています。
現在フィリピンの工場については段階的に進んではいるものの多くの顧客に遅延が発生しています。
そして一条工務店は遅延が発生した施主への家賃保証とつなぎ融資の負担を発表しています。これ自体は大変素晴らしいことであり、他のハウスメーカー以上の対応ではないかと思われます。
しかしこの負担金の割合が思った以上に大きかったことに加え、グランセゾンの製造ラインが人気によりコロナ前からパンク寸前であったため、i-smartへの顧客の誘導も兼ねて今回の対応を行ったのではないでしょうか?
今回のi-smartのアップグレードは上棟の延期が条件のため、家賃保証を負担するより自社製品での保証の方が単価的には安くなります😀
なおかつ新規の契約者は比較的建築スケジュールに余裕があり、性能も高いi-smartを契約するでしょう。
これにより一条工務店側としてはコロナでの損失を減少させるとともに建築スケジュールの平準化も行おうという魂胆でしょう。
グランセゾンユーザーについてはやはりi-smartとの住宅設備の差から、グランセゾンを選択されるユーザーも多いかと思いますので、この怒りについては理解できます。しかしながらi-smartをアップグレードする顧客に関しては3-6ヶ月程度完成が遅れる損失を住宅設備によって補填して頂いているので、それを攻めるのは筋違いかと、今のInstagramの投稿を見ていると感じます。
グランセゾンユーザーの取る道としては、
i-smartへの乗換(家賃保証無し)
グランセゾンユーザーへの補償の交渉
グランセゾンを継続(家賃保証あり)
が現実的な道ではないかと思います。
私は二軒目の注文住宅を一条工務店で建築しており、今回の件を営業さんに聞いたところ、この優遇については今回のコロナが落ち着くまでの一定期間の措置と考えられるということです。それ以降はオプション対応で住宅設備のアップグレードが可能になるかと思うとのことでした。
コロナの影響でドコもドタバタになっていますが、一条工務店はアフターサービスにも定評のある会社ですので、ゴールデンウィーク明けの対応を冷静に待ってみるのも一つの手ではないでしょうか?
それではまた次回お会いしましょう!
耐震等級「3相当」の家は絶対建ててはいけない!その理由とは?
皆さんこんばんは住宅オタクです。
最近長野県で地震が頻発していますね。大地震の兆候でないことを祈るばかりです。
本日は地震大国日本における耐震等級についてのお話です。
そもそも耐震等級とは、住宅の耐震性能をランク付けした等級のことです。 住宅性能表示制度の「構造の安定に関すること」の項目で、等級1から等級3まで3段階で表示されています。
等級1は、建築基準法レベルの耐震性能を満たす水準とし、等級2はその1.25倍、等級3は1.5倍の強さがあることを示します。
そして正式な耐震等級の基準を受けるには、住宅性能評価機関による正式な検査に合格しなければなりません。
しかし、正式な検査をするには費用がかかります。
一般的に数十万円掛かると言われており、なおかつ書類や構造計算等かなりの時間と労力を必要とします。
これらの手続きを全て踏んだ建物のみが耐震等級3を名乗ることができます。
では反対に耐震等級3相当とはどのような建物かというと、
「耐震等級3にあるような手続きは踏んでいないが、社内規定や使用部材から耐震等級3と同じくらい地震に強いですよ。」
ということです。
いわば耐震等級1(建築基準法の最低限基準。これより下の建物は建てられない)
と書類上は何ら変わらないということです。
私の持論ですが耐震等級3を取得しない
にロクな会社はありません。
何故かというと耐震等級3を取得しないと絶対に施主が金銭的に損をするからです。
これは地震保険の保険料をのシミュレーションの画像です。
3500万円の保証をつけて、年間保険料は22000円です。
耐震等級3を取得している住宅については保険料が半額になるので11000円安くなります。
これは毎年掛かってくるので50年住むとなると建物の価値が下がることを考慮しても、トータル30-40万円の保険料の支払いに差が発生することになります。
検査には数十万円掛かると言いましたがそれでも精々20万円程度です。
そもそも保険料というのは保険会社が厳正なデータから掛かる費用と利益を計算しているのでそういう意味でも耐震等級3の建物というのは
保険料が半額で済む=倒壊する可能性が低い
とも言えるのです。
これらのデータから
耐震等級3を取得すると発生するのは
- 国の検査機関のお墨付き
- 費用もトータルでみると10-20万円お得
耐震等級3相当の家で発生するのは
- 家の強度は建築基準法の最低限の基準
- 支払い金額も倍増。トータルで10-20万円の損失
上記のメリットがあるにも関わらず耐震等級3相当の住宅を建てる会社というのは、施主側に寄り添った会社ではなく、自分達の手間暇を減らすことを選んだ会社ということです。
皆様も住宅を選ぶ際にはこの
「耐震等級3相当」
という言葉に騙されないようにして下さい。
本日は以上になります。
それではまた次回お会いしましょう!
セキスイハイムのリユースハイムは超割のいい宝くじ!
皆さんお久しぶりです。
本日は大手ハウスメーカーである、セキスイハイムが行っているキャンペーンについてのお話です。
セキスイハイムでは工場生産されたユニットを現場で組み立てるプレハブ工法で住宅が建てられています。この利点を活かしセキスイハイムでは時折
リユースハイムキャンペーン
というものを実施しています。
これは何かというと住宅展示場として5-8年使用されたものを抽選で1名の方に購入権が与えられるというキャンペーンです。
現在実施されている下記の例からどれほどお得か説明していきます。
https://www.sekisuiheim.co.jp/reuse/
今回は2件の内どちらかが選べるというで、
ドマーニ 2階建 43坪(築8年)
デシオ 3階建 51坪(築6年)
上記から坪単価を割り出すと
ドマーニで坪単価20万円
デシオで坪単価17万円
となります。
しかも築年数は経っていますが住宅設備は当時の高級グレードが導入されており、フローリングやクロス等の経年劣化が見られるものは全て新品になるので、見た目は新築とほぼ変わりありません。
セキスイハイムの坪単価は6-8年前で75万円ほどでしたので上記のモデルハウスの通常価格は
ドマーニ 3225万円
デシオ 3825万円
となります。
ということはこのキャンペーンに当選すれば概ね2500-3000万円割引で購入出来ると言うことです。
では続いて当選確率ですが私は今まで10数回申し込んでおり、営業さんや店長さんともその都度、お話させて頂いていましたが、平均3000人程度が申し込まれているとのことでした。
展示場も住んでいるところによりますが、私の住んでいる大阪ですと
セキスイハイム近畿だけでなくセキスイハイム山陽やセキスイハイム中部も建築可能エリアに大阪が入るとこがあるので、年間7-10回程度参加することが可能です。
以上のことから
当選確率 1/3000
景品 3000万円
購入回数 年10回
この確率を高いと見るか低いと見るかは人それぞれかと思いますが、当たればラッキーぐらいの気持ちで申し込んでみてはいかがでしょうか😁
それでは本日は以上になります。
皆様体調に気を付けてお過ごし下さい。